「狐の社で逢いましょう」の攻略ガイドです。
攻略がメインなのでHシーンについては省略してあります。

▼やりこみ攻略3.ポーカーで取れる全てのアイテムを制覇しよう!
確率と根気のポーカー勝負で着せ替えアイテムをコンプリートしよう!


■ポーカーとゲームバランスについて
 2回のベットチャンスと1回のカードチェンジで親と手役の強弱を競う… 最終やりこみ要素にポーカーを選んだのは、根気的な要素が強いからです。 やりこみによって操作が上手くなるとか、発展的要素で長大な思考を持って解法を導くとかいう ゲームを選ぶのも1つの選択でしたけど、得手不得手というのが強く反映されるようなゲームよりも 地道に繰り返すことでクリアできそうなものがいいなと思いました。 そういった面からすれば野球拳とかのスタイルに良く似ていると思います。 でも、このポーカーの場合は何も考えず繰り返すよりも、確率のバランス感覚を 以って最善を尽くすことがポイントです。 勿論はったりで相手を下ろすことのできないコンピューターポーカーは、 自分の手札が相手より弱ければ勝てない、不運が続けば余儀なく負けるゲームです。 ですので、この攻略では、絶対勝てるような方法じゃなくて少しでも勝ちに近づけるバランス感覚 を目指すことになります。

 で、その基準となるゲームバランスについて最初にひと言挟んでおきますと、本当にギリギリに作ってあります。 それこそ、服を購入せずともプラマイぎりぎりのラインです。このゲームは本編クリアしたあとのおまけという位置付けが強いですから、 本編クリアするよりも難しいバランスにしてますし、バランス取ってると言っても簡単というわけではないし、というかぎりぎりまで難しくしてあります。 このバランス調整で優先的に押さえねばならなかった点は、1番が大勝常勝の結果ゲーム本編の金銭バランスに 影響を与えることのないこと(これを誤るとポーカーで勝つこと前提の価格設定等が本編に発生したりという2次問題も)です。 2番目として服を購入することで、自らゲームオーバーの淵に立たされるという、 買い物システムならではの妙も感じられるものにしたいと思いました。 あとはその範囲内でぎりぎりまで難しくすること、このゲームはいつ負けてもおかしくないような バランスでこその部分もありますからね。わざと弱くしたバランスの女の子をってより、 対等程度の(そして脱がす分稼ぐだけこちらが不利くらいの)バランスで勝ってこそ賭け事脱衣の醍醐味とか。 そんなバランスにできるのもこのゲームの本編に対する位置付けがあってこそなわけだと思いますけど。 ともかくテストプレイを繰り返すことで、バランス感覚を保ち長時間プレイすればぎりぎりプラスかな、 という状態で落ち着けました。なので負けるときは負けます。 それでもトータルでプラスにするのは、根気と少しでも(しかしボディーブローのように効いてくる)確率を上げるバランス感覚です。

 とはいえ、コンピューターポーカーなんて運だから何度プレイしても勝てないのはバランスが悪いんだ、 これはそういう確率になっているから繰り返しても勝てやしない、って見方もあるでしょうね。 このポーカーをきっちりテストプレイするには相当の時間を要する関係で、 ゲーム全体のバランスができる前の状態でポーカー勝負を延々と繰り返したり、 他の人にプレイしてもらって持ち点9999くらいは出せることや、他の攻略を絡めながら適度に 勝ったり負けたりできる確認はしていたものの、ゲームの「はじめから」ポーカーだけを中心に毎週通うような プレイは掲示板で難しすぎんるんじゃないかって声が強くなるまでしませんでした。逆にそういった プレイをしなくても(ゲーム回数を重ねることで)クリアできる、という判断があったわけです。

 で、プレイしました、ポーカー中心にやったらどんな感じかです。このゲームの景品はA群とB群に分かれていて、 最初はA群から、緑の液体を入手することでそのゲーム(データ)内では以後B群へと移行します。 1回のゲーム(データ)でA群かB群のアイテム群をいずれか総取りできるようなら問題ナシ、 逆に最低でも最も高価な景品を取ることが期待できないようなら問題が有るでしょうか…なんて思いつつやったのですが、 最初の日(あまり無理しないでプレイしたら19日でした)のポーカー勝負でA群をすべて入手しました。 このままB群も…と意気込みましたが、数アイテム取ったところで初日は敗退。(1 言うまでもなくこれはツイてたわけでこれが普通だとは言えませんが、この程度のことは有り得ないバランスではない ということです。折角ですのでそのまま殆ど残ってるB群のアイテムを集める方向でプレイを続けました。 翌週、翌々週と振るわず全然アイテム取れなかったりしましたが、結局は天狗の出現よりも早く、75日目で ポーカーアイテム1ゲームコンプリートとなりました。 勿論このプレイでセーブデータを巻き戻したりなんて操作はしていません。 毎週ポーカーのある日(計9回)に道具屋に必ず通うということ以外はごく普通にプレイしました。 実際には1ゲームでA群・B群いずれかを総取りできれば上等だと思いますので、なんとかなるんじゃないかな、と思います。
 どうしてもツイたツカないはありますが、バランスはそんな感じになってますので、 先述の“これはそういう確率になっているから繰り返しても勝てやしない”と感じた人の場合は このページで以下に述べるような部分でどこか誤ったまま繰り返している可能性があります。というわけで。
#1
ちなみに勝ったり負けたりしながらですので2時間とか掛かってます。

 これだけ繰り返しテストプレイしていれば、当然高い役(フルハウス等)同士のハイカードで負けたことも沢山ありますし、 ゲームしょっぱなから交換無しでフラッシュ完成、その2配札あとの勝負でフォーカード、みたいな展開もありました。 まあ、この辺はポーカーですからね。
 それと、一応天狗出現後もポーカーは出来ますけど、バランスは天狗出現日までの範囲で考えている、 ということも付加させて下さい。

 ちなみにここから以下の攻略(?)は、テストプレイしながら(攻略を書くときに書こうと)思いついたことを 書いているだけで、ポーカーのプロ(?)のひとから見れば色々間違っていると思いますし、確率的にも 勘違いがあるかもしれません。でも、一般のポーカーゲームと違う部分もあるので、ポーカーの一般論だけに頼るのも このゲームでは逆に不利ってこともあるかもしれませんし、ケースバイケースってことでお読み頂ければと思います。
 ただ、多くの人には既に気づいていることだったり、寧ろもっと良い方法論を持ってるかもしれませんけど。



■勝ち負け分岐点
 今回のポーカーと野球拳ゲームは割と似ている。確率的なものを相手にして、繰り返すことで運良く勝てるだろうって 姿勢において似ている。こういった根気の姿勢はやはりこのゲームの大前提なのだが、しかし別のところにもポイントがある。 1つ目は勝ち負けを予測して賭けるというバランス感覚、2つ目はそのバランスからわざと外れて運の要素を 自発的に楽しめる機会の存在。まあ後者はバランスから外れる分期待値が下がるわけで、霊感に頼るのもいいが、 気分転換程度に思っておくのが良いだろう。で、肝心なのは前者の方である。

 このゲームは親(コンピューター)と子(プレイヤー)でそれぞれ有利・不利な点が分かれる。それを理解することで、 不利を補いつつ有利を最大限に利用していくことが可能となるだろう。親に有利な点は、ノーペア・ワンペアで勝ったときに 収入がある点だ。これは地味なようでいてかなり大きい。ノーペア・ワンペアで勝ち負けを繰り返していたらプレイヤーは ずるずると所持金を奪われるということだからだ。逆に子に有利な点は、何と言っても掛け金を設定できる点にある。 そして高い役で勝てば収入が高騰する点も強力な味方だ。この2点を以って先述の不利を覆すことが、実は単純な手役競争の 裏側にあるプレイヤーへの命題なのだ。(2

 単刀直入に言おう。負けるときの被害を小さく、勝つときの利益を大きく、これがプレイヤーが可能な唯一の指針だ。 勿論この2つは相反する部分があり、被害を小さくしようとすることで勝った場合の利益を低くしてしまう場合があるのは ご存知の通りである。しかしながらもう一段階押し進めて言葉を重ねよう。先述の子に有利な2点を生かすならば、勝ちか負けかをはっきり見定めて、 オールorナッシングでベットしなくてはならない。ここで言うベットは当然見定めるための材料である手札が配られたあとの、 2回目のベットのことである。2回目のベットはよっぽど(すなわち1回目のベットの張り間違い)でない限り0かMAXか、 だと言うことだ。勝てると思いつつもそこまで上乗せしない、というのであれば1回目のベットはもっと小さくてよかったのだ。

 自分の手役がどう完成しようと、相手の手役の方が大きければ勝てない。負けるときは負けるわけだし、負けたときは仕方が無い。 だから、常勝できない以上トータルで勝つためには、相手の手役の平均値を読む(3ことが肝要であり、 それが勝ち負け分岐点となる。つまり自分の手札に見込める期待値がそれよりも強いと思ったらMAXで賭け、そうでなければ上乗せ無しだ。

 ここで付け加えると、もう1つの事情もある。ワンペアで勝つときいくら賭けてもこっちには得にならないということだ (掛け金がそのまま戻ってくる)。とはいえ、既に揃っているワンペアを種にツーペア・スリーカードになることはままあるわけで、 それに期待しつつ相手が(つまり勝ち負け分岐点が)ワンペアでも自分より低い数字だろうということであれば、 その負けないという「安心」にMAXで賭ければ良いのである。負けなければ上乗せしても損はしないのだから。 逆にあと1枚でフラッシュが完成するという場合、完成しなければ負けるだろうが、完成したときの7倍という 「期待報酬」にMAXで賭ければ良いのである。7回挑戦して1回成功すれば元は取れるのだから、リスクを恐れて 消極的になっていてはノーペア・ワンペアの攻め合いになり負けてしまうだろう。(4

 ゲーム中勝負の大半はノーペア・ワンペアだから、プレイヤーはじりじりと持ち金を減らし、これはツーペア・スリーカードに よって多少は食い止められるものの、勝ち負けの期待値をプラスへ転じるにはストレート以上の役で勝つことが必須なのだ。 通常の勝負を無事にやり過ごし、散発的な大役完成のチャンスを生かすというのが勝利のパターンである。
#2
ここで、札交換の順序はCPUが後手だが、CPUの思考ルーチンにプレイヤーの交換枚数は無いため、有利・不利は無い。
また、CPUは交換等の手順がなくプレイヤーとはそもそも条件が異なるが、プレイヤーの手役を知っていたり 意図的に役を積み込んだりはしていないことを付け加えておく。実を言うと、非常に簡単な確率的思考ルーチンで役を作っている。
#3
この平均は、手役の強さ(倍率)を無視した、出現頻度の平均でよい。
ブラックジャックでは当たり前だが、このゲームでもこの要素が大きい。
それは言うまでも無く、配られたあとのベットに因るものである。
#4
役は完成したがなお上回られて負けたと言う場合もあるだろうが、それで賭けた方が良いということが揺らぐわけではない。
ちなみに#2で前述したようにCPUはこちらの手役を読んでいないが、そうは言われても高い役同士の衝突が若干多いと感じるかもしれない。 しかしそれは主観ゆえの錯覚かもしれないし、プレイヤーに高い役が揃うという(プレイヤー側の)カードの偏りから当然生じる CPUへのカードの偏り(プレイヤーがフラッシュならそれ以外の色が揃いやすい、ペア手ならそれ以外のペアになり易い。 偏りは若干とはいえ、場で使う10数枚に対しカード全体はたった52枚しか無いのだ。)が原因かもしれない。


※レヴォ版(CD-R)特典衣装

■根気よく機を窺うということ
 2回目のベットについては前段の通りであり、あとは各自勝ち負け分岐点を模索すれば良い。 ある程度回数をこなしていくうちにこの分岐点は掴めていくものだし、これを掴んでいく過程が このゲームの醍醐味であること、そして筆者の感覚が絶対でないことからそれがどこかはここで言及しない。 あとは序段で述べたバランス感覚と根気のうち、残る根気の部分について補足しておこう。 それはすなわち1回目のベットについてのポイントなのだ。

 勝ち負け分岐点のバランスの上でじっと息を潜め機を窺う…いずれ必ず大役のチャンスは訪れる。 この辛抱のときが時として何十勝負となく続き、その間にじりじりと持ち金は減少していく。 さて、このゲーム、勝利のパターンは先に述べたが、負けのパターンも存在する。 勝てると思った手で何度も連続で負けたり…というのもあるがそれ以上に、一気にゲームオーバーに なるパターン、それは勝ってる調子付いた1回目のベットを負けはじめてもいつまでも下げられずに いるときだ。

 持ち金が3000になったので一気に捲くろうと300まで第1ベットを上げた、しかし負け。 いや1回上げたのだから1度くらいじゃ張りは減らさないぞ、で負け。この時点で2400だがなに、 スリーカードで取り戻せば…、…、と気づけば1000点台まで落ち込んでいて慌てて張りを下げても間に合わず、 3000もあったのにと涙する。冷静に考えてみれば3000の持ち金で300賭け続けたら10回で無くなるのだ。 勝てると思って第2ベットまでしたら更に急減だが、10回程度あっさり負けるゲーム(5、 子の武器である掛け金を決定できるという刃に自らが傷を負うというケースだと思う。(6

 気づかないままプレイしてたら掛け金200のまま所持金1000を割っていた…という経験をした人も 少なくないだろう。こういった負けパターンに入るとこのゲーム、あっという間だ。こつこつ築いたはずの 勝ち分が瞬時にどこかへ消えてしまう。所持金の1/10が第1ベットの目安ではあるが、実はこれはもっと 低くても良いと思う。(7大役が完成するまで例えば20勝負くらい必要だと(経験的に)思うのであれば、 所持金が2000でも100以上張れないというのは自然な話だろう。大役が来るまで張りを維持できるのか、 大きく狙うにはまだ軍資金不足なのか、それが根気よく機を窺うということなのだ。
#5
ワンペアで勝ち負けを繰り返しているうちにすぐに溶けてしまう。
#6
3000を300賭けで、2000まで下がったら張りを減らそうと思ったら、 その間に3勝負しか出来ないという点からも、3000で300賭けるのは そもそも一種の賭けであるように思える。
2000を200賭けもやや苦しいだろうか。
#7
低くても良いというのは、低くなくても(1/10というのも)良いというわけで、 低くすれば第2ベットの上限が下がり勢いが落ちる弊害も強く、微妙なところだ。


コスチューム着脱によって表情が変化!

■補足
 勝ち負け分岐点の設定はある程度緩やかで良いと思います。厳密にすれば勝負が機械的になり、 その分根気よく続ける負担の軽減になるけれど、反面分岐点がズレていた場合の失点に気づくのが遅くなるし、 機械的ゆえに第1ベットの調整まで集中力を欠くこともあるからです。
 このゲームは、根気・辛抱の必要な局面では耐えながら機を窺う苦労を強いてしまいますが(そのまま敗退することもありますし)、 手役を完成させて相手に打ち勝ち一挙大量得点→買い物の醍醐味を楽しんでもらえたらと思います。

 ここでカードチェンジ、狙う役について個人的な意見を(上の方が重要)。
・ストレートとフラッシュどちらも狙えるならフラッシュを。
・5枚ともバラバラだったらハイカード(10・J以上とかあれば)1枚残し。
・ストレート両面待ちは倍掛け、片面・中間待ちでもそのまま待つのもいいんじゃないかな。
・ストレートやフラッシュの2枚待ちも来ることはある。
・ハイカードのストレート狙いは崩れても強いワンペアになる可能性が高いかも、とか。
・ワンペア残しかストレート/フラッシュ狙いにするかは、迷う。
・RSF見たこと無い。

 そして補足。
・A群の方がB群より簡単(にしたつもり)。
・持ち点の上限は9999。
・なので持ち点が5〜6000程度を越えると大勝したときに一部配当が削られる(ので買い物して減らそう)。
・個人的には300以上の賭けはリスクの方が高い感じもします。
・CGモードの着せ替えアイテムは累積されていくので、新たにゲームを始める場合も一度入手したアイテムは回避してよい。

組み合わせは自由自在!
コスチュームは他にもたくさん。
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